「秋冬でもないのにキーレッド?」と思われた皆様。ごもっともでございます。今回はあまり春夏物のイメージがない、ような気がするKIRED(キーレッド)をご紹介します。
ブランドリリースの資料がこちら。
1986年からパルマでスポーツアウター衣料を生産するワンダー社のコレクション。
2000年からはナポリの雄であるKITONグループに入り、自社ブランドであるK.(カッパプント・現KIRED)を世界中で展開していきました。
Made in Italyに拘った製品は自社ブランドだけでなく、エクスクルーシブの布帛生地や、最高品質のレザーを使ったコレクションが数々のメゾンから評価され、そのOEMも手掛けてきました。
2015年にはスポーツからエレガントまで幅広く対応できるブランドにイメージを刷新。ブランドアイコンでもあるレーザーカットコートやリバーシブルコートに、兄弟会社であるカルロバルベラのカシミヤやロロピアーナのストームシステム等を用いた、都会的で洗練されたアウターが誕生しました。
昨年、ファッションディレクターの干場義雅氏がカシミヤのダウンベストを紹介して話題になったのが記憶に新しいところ。相当な反響があったそうで、今年の秋冬のラインナップでもビカリと光っていましたね。ホント、あれはスゴイです(語彙力ゼロ)。
KIREDといえばラグジュアリーなアウター。あのMooRERに勝るとも劣らないクオリティで世の大人の男性を虜にしています。KITONグループの血統を色濃く打ち出した、最上級の生地と熟練の職人仕事が生み出すコレクションは、珠玉と形容する他にないほどの圧倒的なクオリティを誇っています。
実は、私自身もそこまでブランドや商品に精通していなくてお恥ずかしい限りなのですが、今回の春夏のコレクションは目を見張るものがあります。
昨年の展示会では定番のライトアウターに加え、スポーツライン的な軽衣料のコレクションが並べられていました。クルーネックの半袖・長袖のカットソー、ポロシャツ、確かニットなんかもあったはずで、カットソーだけでも何種類もありました。「アウターやコートのブランドが軽めのトップスも始めました」的な量ではなかったと記憶しています。
そんな中で、当店では最もベーシックなものと最も見慣れないもの、対照的な2種類をオーダーしました。それが既にショップで販売中の「クルーネックカットソー」と「バンドカラーポロシャツ(カットソー)」になります。
目玉はなんといっても「Supima crêpe cotton(スーピマクレープコットン)」と銘打たれたエクスクルーシブファブリック。商品詳細ページでも軽く触れておりますが、次回以降の商品紹介記事ではさらに詳しくご紹介していこうと思います。「スーピマコットン+クレープ(加工)+ジャージー並みの伸び」ときたら食指が動く方もいらっしゃるのでは?
さらにその生地のバンドカラーポロが第2の目玉。展示会でも非常に目立っておりました。買う買わないは別にして、中々お目にかかったことがないアイテムですので、是非チェックだけでもしていただきたいところです。
2023秋冬シーズンの展示会にはなかったので、恐らく次回の入荷は1年後(2024春夏)ということになってしまいそうです。正直カットソーとしてはお値段もそこそこしますが、商品自体が「プレミアム化」していそうな雰囲気ですので、気になる方はお早目がよろしいかと…。2アイテムとも白と黒の2色に絞りましたので、お試しいただくには丁度良いと思います。
デリバリーが若干遅れておりましたが「いつでも気軽に着られるシンプルで上質なカットソー」がようやく店頭にも並び始めます。
KIREDの2023春夏コレクション。当店のみならず、お店で見かけたら実際にお手に取ってみていだきたいです。『ブランドの威信をかける』レベルの力の入れ方がお分かりになると思いますよ。「売っているところが分からない」ということでしたら、当店の無料出張試着(地域限定)で伺いますのでお気軽にどうぞ。
←KIRED 2023SS collection
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ということで、あまり「ブランドのご紹介」にはならなかったかもしれませんが、商品の詳細や試着レポート、コーディネートに関する記事を次回お届けしますので、よろしければまたお立ち寄りください。
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