大人の必需品、正統派でストレッチな“ルートビア”コットンチノ

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

今年はこの投稿からブログも始動。
「果たして観てくれる人はいるのか？」
いまだにそんな不安は尽きませんが、お店が存続する限り記事を作り続けます。今年はもう少し自身の趣味・嗜好やファッショントピック的な内容を多めにしてお届けできたらなと思っておりますが、お店の商品同様にあまりカジュアル過ぎる内容は避けようかなとも考えています。

本年も当ブログ『a Little Clother（あっぱれアパレル転生記）』をどうぞよろしくお願い致します。

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さて、英単語で「BROWN（ブラウン）」と言えば勿論「茶色」のことですが、厳密に言うと“色”の世界では「BROWN」≒「茶色」という認識なんだそうです。海外でいう「BROWN」カラーに最も近い日本語表記の色が「茶色」で、あくまで近似（≒）色だというのが「BROWN（ブラウン）」と「茶色」の関係。「BLACK」=「黒」、「RED」=「赤」というのとは少し異なるというのは、意外に知られていなかったりするようです（当然私も知りませんでした）。

そんな茶色は黒やネイビーといったベーシックな色との馴染みが良く、積極的に取り入れて季節感をアピールするのも秋冬コーデの楽しみの一つです。

トレンドに左右されない、秋冬の定番カラー『ブラウン』の商品がトップス・ボトムス共に入荷中。
今回は「スリム＆ベーシック」なコットンチノをご紹介します。

ＳＯ（エスオー） ストレッチコットンチノ ブラウン

商品概要

当店ではデニスラをイチオシとさせていただいておりますが、ＳＯの実力をお試しいただく絶好の商品とも言えそうなのがこちらの正統派コットンチノ。先にお伝えしてしまいますが、お値段も税込３万円アンダーでコスパの良さも光ります。老若男女どんな世代でもフィットする、メンズパンツの定番アイテムです。

モデル名＝「ＳＴー０３」のスリムフィット・ノープリーツモデル。ダーツやプリーツ等のディテールを用いてビスポーク由来の極上の履き心地を追求するＳＯのパンツですが、そういった装飾が控えめのベーシックなスリムフィットコットンパンツになります。

生地は化学繊維５％を配合したストレッチコットン（目付け２９２ｇ/ｍ）。綿パンツ特有のハリコシ感を残しつつ、日常動作が圧倒的にラクチンになる伸縮性を持たせてあります。タイトなフィッティングが持ち味のスリムフィットパンツの宿命でもある窮屈さも軽減してくれ、ストレッチパンツ愛好家の方にも満足していただけるレベルだと思います。

カラーはブラウン。濃くも薄くもないオーソドックスなブラウンですので、季節感を増した秋冬の街並みにも上手く溶け込んでくれそうなカラーテイストです。チノパンと言えばポピュラーなのは黒やネイビーかもしれませんが、年間通して活躍する茶系のシューズと合わせてコーデのバランスを整えやすい「裏定番カラー」とも言えます。チノパンの代表的格＝ベージュのチノに馴染みがある方でしたら、新たにトライしやすいカラーだとも言えそうです。

細部に至るまで徹底的に計算しつくされたビスポーク由来の設計と、ハイクオリティな日本工場の技術力が生み出すＳＯの純国産モデル。ただ細いだけのパンツではないことだけは断言いたします。

サイズ感・着用感

サイズ的には他のＳＯのパンツは４２が合ったのですが、スリム＆ノープリーツのＳＴー０３だと４４が丁度良く感じました。ウエストは４２でジャストでしたが、股上が浅く、腰回り・ヒップともにかなりタイトな設計のこちらのモデルは４４が良さそうです。とは言えどのサイズでもスリムなシルエットは損なわれないサイズ設定ですので、フィット感のお好みで選ばれて問題ないと思います。

タイトなフィット感に反した見た目以上の生地の伸縮性は、一日履き続けてもストレスを感じさせないであろうことを確信できるレベル。「ジャージー並み」とまではいかないまでも、必要にして十二分なストレッチ性能を感じられて、パンツの履き心地・動きやすさにこだわる皆様にも納得していただける仕上がりです。

厚すぎず・薄すぎずの生地感と良質なコットンクロスの肌当たりが心地よく、通年対応のデイリーパンツとしても期待できそうな、まさに『究極の中庸』なスペックが持ち味です。

コーディネート

冒頭にお伝えしたとおり、白・黒・ネイビーと言ったベーシックなカラーとの相性が良く、ちょっと変化球なオリーブやカーキ、同系統なベージュやオフホワイトと言ったカラーのトップスとも以外に合わせやすいブラウンチノ。

コットンチノとはいえビスポーク由来の美しいシルエットにより、ボリュームのあるダウン等を着こんでも品良くまとめられ、これからの季節にカットソーやニットＴあたりを選んでもカジュアルになりすぎないスラックス仕立ての一本。加えてＳＯのパンツは総じてジャケットとの相性が良く、勿論このパンツも例外ではありません。そんな訳で、ブラウンというと絶対に試したくなるネイビー合わせ。

何となく「季節を問わず使えそう」な感じがしてきませんでしょうか？

程よいストレッチ性能がありますから、アース系のカラーがベストマッチなアウトドアレジャーでもお使いいただけそう。ハードな場面には適さないかもしれませんが、フェアウェイやグリーン、山や川に囲まれた自然豊かなキャンプ場でも『映える』チノです。

余談になってしまいますが、ロレックスに２色のカラーリングを施した回転ベゼルが特徴のＧＭＴマスター（Ⅱ）という腕時計があるのをご存じでしょうか。中でも“ルートビア”“カフェオレ”と呼ばれる「茶と黒」２色が用いられたモデルは「赤と青」「青と黒」といった他のモデルよりも格段に大人っぽく、ラグジュアリーで上品なイメージを持ち合わせる１本です。勿論魅力はそれだけではなく、ただ使えばいいというわけでもありませんが、色彩効果を最大限引き出した究極の商品だと思っています。
「ブラウン（茶色）」を上手く取り入れるとこんな効果を生み出すということを示す好例ではないでしょうか。

ストレッチ性能（動画）

デニスラの記事同様、こちらもストレッチ具合を動画でご紹介します（１７秒）。

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継続販売中のデニムスラックス（クラシックフィット・１プリーツ＋１ダーツモデル）とはやはり大分違いますね。どんな体形の方でも必ずお好みの一本が見つかるＳＯのラインナップです。個人的に一番万人向きなのは当店のストレッチデニスラにも採用されているモデルＳＴー０４（スリムフィット・１プリーツ）かなと感じます。

ご紹介は以上です。一般的にはカジュアル度が強い傾向にあるコットンパンツですが、ストレッチが効きつつもジャケットにも合わせやすいのがＳＯのドレッシーチノ。これからの季節でも本領発揮してくれそうなパンツです。１月３１日までのお年玉・初売り企画『５０００円オフクーポン』ご利用でお値段も…になりますので、是非々々お試しあれ。

ちょっと気は早いですが、バレンタインにチョコの代わりとしてこんなブラウンカラーのものをプレゼントするのも（されるのも）いいかもしれませんね。

心よりお見舞い申し上げます

あの馳浩が知事だということ以外、そういえばこれの舞台もそうだったなと思い起すのが精一杯な私。
色んな意味で“絶妙な配役”だと思っていた能登麻美子さんにあらぬ風評被害が及ばないことも祈りつつ、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。